畑を借りたのは約4年前。
一番始めは、当時幼稚園の年中さんだった息子と玉ねぎの苗を植え、スイートピーの種を蒔きました。
畑の地主さんは、「神!」と思うくらい安価な使用料で広い面積を貸して下さいます。
4年前はたくさん借りている人がいました。
ご夫婦で毎日作業をされる方や、外国の方もいたり。
何人いるか把握できない位でした。
4年経った今は、借りている人がどんどん減り、借り手のいない敷地ができてしまいました。
やめる理由は体力の限界が多いのですが、何人かの方は、畑の近くに住む方からのクレームでした。
畑の近くには家が数軒あります。そのうちの一軒の住民の方が、夏場に「朝の7時から、畑を歩くなうるさい」などの苦情を言い、言われた方たちは早朝の作業をやめ、昼間も極力静かに作業したそうですが、それでも、「足音が気になる。」とかそれ以外にも色々と言ったそうで…
クレームを言った住民の方の気持ちも分からない事もないのですが、
その方、
優しそうで言いやすい人にはクレームを言いまくる、
気が強い人、弁が立つ人、その地域で権力を持つ人が同じ事をしても絶対にクレームを言わないのです。
畑の借り主の一人である、何を言われてもひるまないおじ様が、一度畑で会った時に話しをしたらその住民の方は「すみません、すみません」の一点張りだったそうで、
分かり合える様に再度話し合おうと提案した途端、畑の横を通らない為に帰宅ルートを変えたり、庭に出なくなったり、全く顔を合わせ様としなくなったそうです。
解決しないまま、散々言われて苦労した方たちは畑をやめてしまいました。
私はまだその住民の方に会ったことが無いのですが、子供を連れて行ってるので「ウルサイ」と思われた事があるでしょうね… 住民の方々にも地主さんにも迷惑を掛けない様に気を付けねばと思います。
(近隣の住民の方々から息子がアイスをもらったり、おもちゃを頂いた事はあるのですが…お礼は花などで。)
そして、驚いたのは、野菜泥棒が出る事です。
タヌキや鳥に野菜を食べられることはありますが(かなり悔しい)、明らかに「人」の仕業の時があるのです。
前出の、ひるまないおじ様、たくさんの野菜を作り9割は知り合いに配っているそうなのですが、
ちょくちょく野菜が盗まれている。
誰かが、大根を抜いてまだ小さければまた埋め直してあったり、大きく成長した物は盗られている。
イチゴをお孫さんに収穫させてあげようと、綺麗にネットをかけていたのに、お孫さんが来る前日に熟れた物だけ全部盗られている。
ネットをきれいにかけ直してあるから、タヌキでは無いだろうと…
また、夕方薄暗い時間に畑に行くと、おじ様の知人が勝手に野菜を持ち帰ろうとしていたとのこと。
完全に現行犯。
慌てて言い訳したその知人を責めなかったおじ様。
知り合いだけに難しいですね…
野菜泥棒の話は他の地域でも聞きます。
野菜の価格が高騰するとお財布に厳しいのは分かるけど、泥棒してまで… 悲しくなります。
畑で育てた花やハーブをドライフラワーに🌼