ゆるりひとりっ子育児~時々ハーブ~

40代主婦。ひとりっ子の息子の育児とハーブなどの植物の事を書いてます。こちらのブログはアフィリエイト広告を利用しています。

伯父が植えた桜の木

今週のお題「桜」

「お花見したいね~」「いいねぇ」という会話が聞こえてきたのは、3週間前の伯父の四十九日法要の後の食事の時でした。
父方の伯父が2月に亡くなり、久しぶりに私のいとこや、いとこたちの奥さんに会いました。

私の父は6人兄弟の末っ子で、私にはいとこがたくさんいます。(母は5人兄弟なので、こちらにもたくさんいとこがいます)

父の兄姉は全員生まれた時と同じ街に住み、その子供達(私のいとこ家族)もほぼ全員近くに住んでいます。
それなので、従兄の奥さん同士は親しく、以前は伯父、伯母、いとこ家族がみんな集まってお餅つきや飲み会をしていました。

2月に亡くなった伯父はみんなで集まるといつもお酒を飲み過ぎ、饒舌になり、飲み相手が帰るのをしつこく引き止め、同居している息子(私の従兄)に叱られていました。

普段はぶっきらぼうな面もあるけど、お酒を飲むと陽気で、ちょっと女好き、いつも同じ事を繰り返して叱られてしまう、そんな伯父が私も私の夫も大好きでした。

伯父は、会社を定年後、山で畑をし、海では貝を掘り、地域の役員もし、いつも忙しく動いていました。
愛用の自転車で、あっちを走っていたかと思えば、もうこっちを走っている、という速さで移動し、私が勤めていた歯科のスタッフの間でも、目撃情報などが話題となっていました。

おじちゃんは絶対に長生きするとみんな言っていたけど、数年前に脳梗塞、その後癌が見付かり、今年の冬に亡くなりました。

お餅つきはおじちゃんが病気になってからは、準備が出来る者がいないので、開催していません。もち米を炊くのも、杵や臼を洗うのも全部おじちゃんがしてくれいたのです。
みんなで会う機会はすっかり無くなってしまいました。


法要から数日後、従兄の奥さんから、みんなで集まり、お花見をする事になったと連絡がありました。

場所は、おじちゃんの家の裏山にある桜の下。
20年前、おじちゃんの奥さんが亡くなった時に、おじちゃんが植えた桜があるとのこと。
私はよくその山に生け花で使う木をもらいに行ったり、息子と散歩に行っていたけど、全くその事を知りませんでした。

そういえば、このブログを書きながら思い出しましたが、以前桜の時期にその山に行った時に、瀬戸内海が見える位置に桜があり、海をバックに桜の木の写真をガラケーで撮った事があります。

その山は海から近いので、たまたまそこに桜の木があるのだとその時は思いましたが、おじちゃんが海の見える場所に亡くなった奥さんを想い植えたのかもしれません。

お花見は来週末の予定なので、真相はまだ分かりません。
お題が変わらないうちに桜のブログを書きたくて…


こちらは公園の桜🌸↓
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