ゆるりひとりっ子育児~時々ハーブ~

40代主婦。ひとりっ子の息子の育児とハーブなどの植物の事を書いてます。こちらのブログはアフィリエイト広告を利用しています。

モンテッソーリ教育続き③

念願のモンテッソーリの園を近所に見付け、通うことになったのは息子が2歳半、今から約6年前のことです。2歳なので、まだ本格入園ではなく、週一回の入園前コースでした。
入った園は、これは近所にあっても気が付かないはずだわと納得の民家の一階を園にしていて、定員最大10人の無認可幼稚園でした💦
しかし、やっている事は、「モンテッソーリ教育を取り入れている」ではなく、「ザ、モンテッソーリ」、全てがモンテッソーリ教育に基いて行われる園でした。園の中は幼稚園によくある可愛らしい装飾はなく、とにかくシンプル。子供たちが集中してお仕事(手先を使った遊び)ができる様にこだわり抜いた環境にしてありました。
園長先生はかなり個性が強く、体験に行ってもあの環境と園長先生の話しに引いてしまい、体験だけで終わりということが多いと思いました。

私もなんかすごいとこに来ちゃったなぁと思いましたが、その時はとにかく幼児期の教育が大事だと思っていて、モンテッソーリ教育を受けるチャンスを逃したくなかったので、通うことにしました。

当時、園には女の子が4人と男の子が1人通っていて、みんな楽しそうに大人しく色々なお仕事(手先を使う遊び)をしていました。が、部屋の中での動きは全てやり方が決まっていて、椅子のさげ方、出席帳のシールの貼り方、教具(遊び道具)の使い方片付け方、細かく細かく動きの一つ一つが決まっていました。
あたり前といえばあたり前の動きで、難しくは無いと思うのですが、家で、おもちゃを散らかし放題、几帳面な要素の無い息子、2歳半のイヤイヤ期、言われた様にやるわけもなく、ただただ愚図る…
人見知り、場所見知りもしていたので、緊張もあり、私から離れない…
もう一人の男の子は、家では散らかすけど、物を規則正しく並べるということにこだわりがあり、それができる教具に夢中で、いつもそれをしていました。
モンテッソーリの良いとこは、自分のしたいお仕事(遊び)を集中して納得できるまでできるという所で、一般の幼稚園の様に、「お絵描きの時間ですよー」とか「工作しますよー」とかみんなで一斉に何かをする感じでは無いのです。(帰りの会リトミックと歌は一緒にしていましたが、お仕事の時間はみんなそれぞれの事をしていました)
同じ教具を使いたいお友達がいる場合、譲り合うということはしていましたが、基本、したいお仕事に集中し、納得したら、次のお仕事を始めます。何日も納得するまで同じお仕事を続けることもあります。納得したときが完結した時で、次へのステップに行く時で、それは子供の中で起こること、子供が決めることでした。子供は自分の成長に必要なことは何かを自分で分かっていて、お仕事(遊び)を選んでしているという考えでした。

お部屋でお仕事が無理な場合は、園の庭で遊んで待つということだったので、毎週、部屋に入る→庭で遊ぶを繰り返しました。それで月謝を払っていたのだから、勿体ないという考えのママ友さんもいましたが、当時の私は、それでもモンテッソーリの考えに触れることができるのは嬉しく、息子の成長の為だと思っていたのだから、ちょっと?恐いです💦
どれだけ子育てに悩んでこだわってたのか💦💦

部屋に入る→ちょっとお仕事して外で私と遊ぶ、を半年位繰り返し、3歳になった頃、一人で部屋でお仕事をする様になり、その半年後に年少さんに本格入園することとなりました。
その時の園児わずか4人!! 無認可幼稚園なので、高い!!
よく夫が承諾してくれたなぁと思います… 

念願のモンテッソーリの園に入園しましたが、とにかく何から何まで細かい💦参観日のやり方も独特💦 また書きます~

季節はずれですが、、毎年、育てるナスタチウム↓鉄分が摂れるのでサラダにして食べます✨
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